2024年になったのか
後輩ちゃんが男に告白されたってよ!!
なんてこったい!
しかも本人からはまったくそんな話聞いてないからね!元上司の萩原からきいたよ!
萩原「そういえば最近、おまえの後輩ちゃんモテモテよ~」
ラギ「え”???」
話を聞けば管理部の男だとか。
高給取りじゃないですか。
ふぅん。あっそー。へぇ。
ラギ「さすがわたしの後輩ちゃん」
萩原「おっ、余裕だねぇ~」
このときはまだ余裕でした。なんせ管理部は8割おっさんで構成された、いわばおっさんWORLDなのです。いくら金持ってるからって、後輩ちゃんがおっさんになびくわけがない。
ラギ「ちなみにどのおっさんですか?管理部はなんとなくわかります」
萩原「いや、てかおっさんじぇねぇーぞ」
ラギ「え”???」
萩原「おまえも知ってるだろ、あの背ぇ高いの。前にTCGにいたやつ」
普通に若手社員でした。(打撃)
うちの事業局はレーベルごとに編集部が異なるのですが、そのなかでも『何系でもない編集部』と呼ばれるごみ処理部隊 精鋭なチームがありまして、そこの編集が親睦会と称した飲み会で、その男が後輩ちゃんに接触を図ったのだとかなんだとか。
なんで編集の飲み会に管理部が顔だすんだよッ!(おこ)
萩原「つかおまえも飲み会参加したじゃん」
ラギ「え、まさか」
萩原「いや、してたしてた。おまえかなり酔ってて、おれが話しかけたら『陸さんにリプなう~』とか言ってツイッター開いてたぞ」
あ の と き か
うわああああすげー記憶ある…。
陸さんと納豆ごはんの話をした記憶ある…。
あのときかああああ
わたしあのときはもう退職決めてたから、周囲にも全然気遣いせずに黙々と食ってたわああああチキンうまかったわああああ
ラギ「てか萩原さんなんで後輩ちゃんがソイツに告白されたって知ってるの…」
萩原「うちの部署に噂好きなヤツいるだろ?」
ラギ「あ…(察し)」
うちは数年前に大規模な合併をしていて、それに応じてセカンドキャリアのための選抜試験があったのですが(要するに足切り)、そのとき見事生き残った若手だそうです。年齢も手頃でした。結婚向けという意味で。
萩原「しかも、直接聞いたら認めたし」
ラギ「は!!!???」
萩原「超絶冷めた目で『セクハラですよ』って言われたわ~」
ただの噂話じゃないの!?
えっ、後輩ちゃん認めたの!?
は!?
ラギ「若くて大手勤務の高給取りで後輩ちゃんより学歴が高い男前…は…?漫画でいうところの主人公じゃん…ヒロインとくっつくやつじゃん…」
萩原「そんなヒロインの恋人が、無職で、他の女と暮らしてて、浮気性で自由奔放の、ヒモ気質な年下…」
わたし当て馬じゃん!!
なんでだ。後輩ちゃんの正妻であるはずの私が、なぜモブキャラみたいなポジションにいるのか。なぜモブである管理部の男はそんなにもハイスペックなのか。
萩原はケラケラ笑ってました。この野郎ひとごとだと思いやがって…!
萩原にとってはなんて事はない噂話ですが、わたしにとっちゃ修羅場一歩手前の大惨事です。
こういう言い方すると超絶最低人間に聞こえるかもしれませんが、自分がフラれる可能性なんて考えたこともなかった。(真顔)
だって後輩ちゃんこの間も
後輩ちゃん「そういえば、職場でうっかりアナタの写真を待ち受けにしてるのを見られて、『それグラビア?』って聞かれました。くっそ笑いました」
ってノロケてたのに!
遠まわしに「職場でもアナタのこと考えてますよ」ってアピールしてたじゃん!あの愛の言葉はなんだったの!
※ちなみにこの写真
ラギちょっと意味がわからない!!!
恋人の心が見えない!!!
そんな疑心暗鬼を抱えて帰宅。もやもやしながら風呂に入り、もやもやしながら明日のバレエのシューズを用意して、もやもやしながら目覚ましをセットして、もやもやしたまま就寝の支度をする。もやもやしててもやるべき事はやる。
しかし、もやもやした気持ちを次の日に持ち越したくないので、後輩ちゃんにラインを送る。
ラギ:聞いてアロエリーナ【既読】
ラギ:ちょっと言いにくいんだーけど【既読】
後輩:送り先間違えてます
あってるよばか!
アロエリーナなんて女友達いないよ!
とか思ってるうちに追撃ライン。
後輩:寝れないの?
ああああああ
ときたまタメ口挟んでくる後輩ちゃんぎゃんかわ!深夜ほど気が抜けるのか言葉が柔らかくなるところマジ好き!←ちょろい
なんでこんなに好きになったんだろうなあ~と思いつつtwitterに心情を投下する。
池袋ラギ@ikeragi
理由があるから手に入れるときと、手に入れたあとで理由を考えるときと、2パターンのうち後者のほうが依存度が高い。
16さん@16san
そういう不健全な執着、急に失いそうな不安定さと相まってとても滾ります
16さんの思想ほんとすき!!
(ちょろry)
と浮気心満載で16さんに絡もうとしたところで、待ったをかけるように後輩ちゃんから電話が。おうふ。浮気心を悟ったかのようなタイミングの良さにひやりとしました。
大丈夫、バレてない。
とりあえず応答しました。
ラギ「もしもし」
後輩ちゃん『暇だったんですか?それとも本当にアロエリーナとかいう女と間違えて送ってきたんですか?』
ラギ「誤爆じゃないよ!?」
まさか電話がくるとは思わず、聞こうかな~やめようかな~と思案していると『そういえば萩原さんと飲み行かれたんですよね』と、後輩ちゃんから話題を振ってきたので、もういいかと思い勢いで聞いてみました。
ラギ「実はとあるツテから、後輩ちゃんが管理部の人間に告白されたという知らせを受けまして」
後輩ちゃん『個人情報の漏洩ですね。萩原さん本気で始末したい』
ラギ「わたしそんなこと聞いてないなーと」
後輩ちゃん『言う必要ないかなーと』
ですよねー
まぁ、後輩ちゃんはそういう子だよねー。フッた人間の話を、わざわざ付き合ってる相手に話すほど悪趣味じゃないし、トラブルの元なんてひとりで自己処理できるほどには大人だよねー。
わかってるー。
わかってるけどー。
わかってるけどー!!!
ラギ「私こんなに後輩ちゃんのこと好きなのに」
後輩ちゃん「はぁ…。知ってますけど」
ラギ「後輩ちゃんはわかってない」
後輩ちゃん「わかってますよ。実際、この間も友達にこの待ち受けをみせて『この人、私のこと大好き過ぎるんだよね』って言ったら『なんでそんなに自信あるの!?』って爆笑されましたもん。本当のことなのに」
うちの後輩ちゃん可愛すぎませんか…。
ビビるんだけど…。そんな話初めて聞いたんですけど。なにこのシークレット・デレ。犯罪急に可愛いんだけど。後輩ちゃんなに目指してるの?
後輩ちゃん「あと、あなたに誘われた同居の話を断ったときラギさん『私がぜんぶ金出すから一緒に暮らしてよ』って言ったじゃないですか。その話も友達にしたらドン引きされました」
ラギ「それくらい好きなんだって!!」
後輩ちゃん「だから知ってますって」
そうだね知ってるね!!!
いまなんの話してたんだっけ…
もういいや。よくわからないけど、一通りの会話で心が満たされた気がする。よくわからない幸福感でいっぱいです。ありがとう後輩ちゃん、好きだよ。
ラギ「もう…なんていうか、おやすみ」
後輩ちゃん「はい。今度はアロエリーナと間違えないでくださいね」
ラギ「だからアロエリ『ピ。ツーツーツー』
颯爽と通話をブチるところも好きだよ!!!!(おこ)
ぜんぜん喧嘩に発展しない後輩ちゃんとの痴話喧嘩話でした~。
ノシ
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