2024年になったのか
負けた気がしました。
寂しいがゆえに、ヤリたがってる男に股を開くところまで堕ちたか。もう25歳だぞ私。歳相応の貞操観念を持とうよ。
花丸は満足げに笑いました。
花丸「言っとくけど同意だから」
まつり「そうだね。さすがにホテル入った記憶あるし、無理強いされたなんて言わないよ」
花丸「記念日は今日だから」
まつり「はい?」
花丸「付き合い始めた記念日。ちゃんとおれ時間見てたから。日付変わってすぐだった。『付き合う?』って聞いたら『うん』って言ったよ」
う…嘘だろコイツ。
まさかの責任取るタイプ??
まつり「お…お構いなく」
花丸「構わせてよ」
まつり「まってよ…あ、マジで待て2回は無理」
花丸「うん。ゆっくりしようね」
正直言うと酔ってました。
だけど生理的に無理な人とは肩が触れるのも悪寒がするタイプなので、きっと色々と絆されたんだろうなあ…というのが感想です。
そういう事をする相手にはいつも「キスマークはやめて」と忠告してるのですが、花丸とは会話すらせず怒涛に始まり混乱したまま終わり、流されて2ラウンド目に突入。
花丸「最後にしたのいつ?」
まつり「情緒」
花丸「ねぇいつ?彼氏いないときはどうしてるの?まつりちゃんって遊んでる人?それとも一途?」
まつり「どっちでもいいじゃん」
花丸「一途だったら嬉しいな」
そうだね。
キミも私と一緒で、時間潰しで他人と抱き合えるもんね。そういう人間は反動みたいに一途な人間を傍に置きたがるよね。わかるよ。
自分と同じ人って怖いよね。
まつり「花丸は?最後いつ?」
花丸「先々週の日曜日かな」
まつり「彼女いないって言ったじゃん」
花丸「彼女じゃないよ。適当に捕まえた子。可愛くてロリっぽいギャル好きなんだよね。まつりちゃんのほうが全然可愛いけど」
全然嬉しくないわ。
抱いた女を比較するのやめろ。私も不愉快だし、そのギャルだってきっと嫌がるぞ。
花丸「ずっと触りたかった。可愛いなあって」
まつり「ギャルもそうやって口説いたの?」
花丸「長い間片思いして、ようやく落とせたのに『記憶がありません』じゃ困るんだよね。二回もすればさすがに覚えてるでしょ。てか覚えてよ。まつりちゃんは今日からおれの彼女だよ」
まつり「別の女の子とホテル行ったじゃん」
花丸「好きな子と、そうじゃない子の扱いは全然違うよ。まつりちゃんは特別だよ」
これ、私も後輩ちゃんに言ったことある台詞だ。
「なんで好きでもない人と寝れるんですか」って詰められたときに、これに似た返答をしたわ。なるほど。これは全然答えになってないね。
花丸「おれの実家先にきてよ。親に紹介したい。結婚前提で付き合おう。まつりちゃんのお父さんにも挨拶しに行くよ。だからその、親に紹介された男の連絡先は消して」
まつり「なんで知ってるの?」
花丸「まつりちゃんが話したからでしょ」
まつり「話したっけ?」
花丸「話したよ。あとおれのお嫁さんになるって言ってた」
まつり「それはない」
時間をかけて育んだ強い絆は、血に勝る。
父より母が好きだった。母より恩師が好きだった。恩師よりあの子が好きだった。
あの子より、の次はない。
結婚するならあの子が良い。あの子じゃないなら誰でもいい。どっちでもいい。父が紹介した男でも、このチャラついた男でも。
まつり「あのチビを切るには理由がいるんだけど」
花丸「婿養子でしょ。なるなる」
まつり「どこまで本気で言ってるのか知らないけど、とりあえずうちの父親が花丸のこと認めるまで、チビ次男もキープしとくから」
花丸「まじか」
まつり「チビの連絡先消してほしいなら頑張って父さんに気に入られて」
花丸「努力する。おれの利用していいよ。おれまつりちゃんのこと好きだよ。チビ次男何センチ?」
まつり「150cm」
何がおかしいのか、花丸はずっと笑ってました。
性格悪い奴。
私は花丸を好きじゃありません。
花丸に対する恋愛感情はない。
だけど花丸は父が認めるほどには高学歴で、勤め先も大手で歳も若い。なにより私に惚れてるぶん、あのチビ次男より花丸のほうが操縦しやすい。
花丸「今年の夏は楽しみだな。いまから色んな想像しちゃう。いろんなところに出かけようね。まつりちゃんは何したい?」
まつり「とくに…あ、桂歌丸の落語会にいきたい」
花丸「本気で言ってる?」
本気です
桂歌丸と三遊亭円楽の二人会の一般販売の受付に間に合わなくてショック受ける程度にはガチ勢だよ。調布のグリーンホール埋まるの早すぎだろ。枚数増やしてください。
あー円楽さんと結婚したい。
結婚ってこんなもんか。
まあ、いっか。
ノシ
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